現場監督

乾燥ムギを食すひととき

 

お洒落に飾っているわけではなく、無造作に置いているので別によいのだが…

 

穂先をぶちぶち

 

ぶちぶち…

 

ん？

外で誰かの声が聞こえたような…

 

 

気のせい気のせい　またぶちぶち…

 

 

ん？？

気のせいじゃなくって　沢山居る!!　

 

 

 

不審者発見　がびょーん。。。

怖いけれども気になる様子　じっと監視

 

 

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実はマンションの外壁補修を行うとかで、足場設置工事がはじまったのです。

ムギを食する平和な時間から一変、外から聞こえる大人数の男声にびびりまくったすず。

壁の向こうでは資材搬入が始まった模様。

鉄材のあらゆる音に反応し、唸りながら部屋中うろうろ。

 

我が家は角部屋、四方八方に足場が作られる。てことは四方八方から音が聞こえる。

すずピンチ。

 

真剣に作業を見守るすず

お前は現場監督か…

 

着々と組まれる足場、そして庭をうろつく男たち。

『アタシが出してもらえない庭なのに、なんでコイツら歩いてるんだ』

なんとも恨めしそうに、延々と眺めておりました。

 

途中窓越しに　「ここネコ飼ってる」　て声

カーテンを閉めつつ、すずお気に入りの棚だけは外が見えるようにしている。

なのですずの姿は外から丸見え。

知らない人、特に男の人は超苦手なすずなのだが、窓さえあればへっちゃら。

愛想を振りまくことなく、ただただジトーッとお兄さんを眺めている。

 

そうやって外を眺めて、作業員さんたちを癒してあげなさい。

 

 

 

しかしなぁ…

それでなくても日当たりがすこぶる悪い我が家。

冬の今だと午前中1時間弱、たったそれだけの貴重な陽射し。

それすら奪われてしまうのか…あぁ辛い。　

午前中の日向ぼっこが日課のすず、ちょっとの間我慢してもらわねば。。。